口腔内写真(別冊No. 4)を別に示す。この装置に用いるワイヤーの太さはどれか。…
口腔内写真(別冊No. 4)を別に示す。この装置に用いるワイヤーの太さはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 0.3 mm0.3mmは結紮線などに用いる太さで、舌側弧線装置の主線には細すぎます。
- ⑵ 0.5 mm0.5mmは補助弾線に用いられる太さで、主線ではありません。
- ⑶ 0.7 mm0.7mmは床装置のクラスプや唇側線などに用いられる太さで、舌側弧線の主線としては細めです。
- ⑷ 0.9 mm舌側弧線装置の主線には0.9mm程度のワイヤーが用いられます。
- ⑸ 1.2 mm1.2mmは急速拡大装置などに用いる太いワイヤーで、舌側弧線装置の主線としては太すぎます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。問題文から、写真の装置は舌側弧線装置(リンガルアーチ)と考えられます。舌側弧線装置の主線には直径0.9mm程度の矯正用ワイヤー(0.036インチ相当)が用いられ、補助弾線には0.5mm前後の細いワイヤーが用いられます。主線は固定源や歯列弓の保持として剛性が必要なため太く、補助弾線は歯を動かす弾力が必要なため細くするという使い分けを理解しておくことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成