くる病で生じることがあるのはどれか。1 つ選べ。
くる病で生じることがあるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 過剰歯過剰歯は歯胚の数の異常で、鎖骨頭蓋異形成症などで多くみられ、くる病の特徴ではありません。
- ⑵ 巨大歯巨大歯は形態の異常で、下垂体性巨人症などとの関連が知られますが、くる病では生じません。
- ⑶ 歯牙腫歯牙腫は歯原性の過誤腫的病変で、くる病の代謝障害とは関係しません。
- ⑷ 癒合歯癒合歯は歯胚の癒合による形態異常で、くる病の症状ではありません。
- ⑸ 萌出遅延くる病では骨や歯の石灰化障害により、歯の萌出遅延がみられることがあります。
解説
正解は⑸です。くる病はビタミンD欠乏などによりカルシウムとリンの代謝が障害され、骨や歯の石灰化不全を生じる疾患です。歯では萌出遅延がみられることがあり、エナメル質形成不全や象牙質の石灰化不全(球間象牙質の増加)も生じます。過剰歯、巨大歯、歯牙腫、癒合歯は歯胚の数や形態の発生異常であり、くる病の代謝障害とは結びつきません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成