45歳の男性。会社員。勤務先の健康保険組合から、特定健康診査の案内が届いたと話し…
45歳の男性。会社員。勤務先の健康保険組合から、特定健康診査の案内が届いたと話した。歯科医院で、この健診について質問を受けた。特定健康診査について正しいのはどれか。
- ⑴ 市町村が、住民票のある20歳以上の住民を対象に行う。実施の主体は市町村ではなく医療保険者で、対象は40〜74歳の加入者です。
- ⑵ 75歳以上の人を対象に、生活習慣病を見つける目的で行われる。75歳以上は後期高齢者医療の健診の対象で、特定健康診査の対象は40〜74歳です。
- ⑶ 医療保険者が、40歳から74歳までの加入者を対象に行う。特定健康診査は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、医療保険者が行います。
- ⑷ 歯周ポケットの深さの測定が、検査項目に含まれている。特定健康診査はメタボリックシンドロームに着目した健診で、歯周組織の検査は含まれません。
- ⑸ 学校保健安全法に基づいて、職場の産業医が毎年行う。根拠となる法律は高齢者の医療の確保に関する法律で、実施者は医療保険者です。
解説
正しいのは、医療保険者が40歳から74歳までの加入者を対象に行うという点です。特定健康診査は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、内臓脂肪の蓄積に着目して生活習慣病の予防を図る健診です。結果に応じて特定保健指導が行われます。問診の質問票には、かんで食べるときの状態を尋ねる項目があり、歯科と関わりがあります。歯周病の検診は、健康増進法に基づいて市町村が行う事業として別に実施されています。
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