生後4か月の男児。口唇口蓋裂があり、口唇の形成手術を受ける予定である。両親から、…
生後4か月の男児。口唇口蓋裂があり、口唇の形成手術を受ける予定である。両親から、手術の医療費の自己負担を軽くする公的な制度はあるかと尋ねられた。利用できる制度として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 医薬品副作用被害救済制度医薬品の副作用による健康被害を救済する制度で、先天性の疾患は対象になりません。
- ⑵ 自立支援医療(育成医療)障害者総合支援法に基づき、身体に障害のある児童の、障害を軽くする手術などの医療費を公費で助成する制度です。
- ⑶ 予防接種健康被害救済制度予防接種による健康被害を救済する制度で、先天性の疾患は対象になりません。
- ⑷ 公害健康被害補償制度大気汚染などの公害による健康被害を補償する制度で、先天性の疾患は対象になりません。
- ⑸ 生活保護の介護扶助要介護状態の困窮者の介護費用を扶助するもので、乳児の手術は対象になりません。
解説
最も適切なのは、障害者総合支援法に基づく自立支援医療(育成医療)です。育成医療は、身体に障害がある児童や、そのままでは将来障害が残るおそれのある児童に対し、手術などで確実な効果が期待できる医療の費用を公費で助成する制度です。口唇口蓋裂の形成手術や、それに伴う歯科矯正治療も対象になります。予防接種や公害、医薬品の副作用による健康被害の救済制度、生活保護の介護扶助は、対象となる原因や人が異なります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。