ソクマル歯科医師

62歳の男性。歯科医院で食事の指導中に大きな食塊をのどに詰まらせ、声が出せず、強…

62歳の男性。歯科医院で食事の指導中に大きな食塊をのどに詰まらせ、声が出せず、強く腹部を突き上げても除去できなかった。医師が到着するまでの間に、救急隊の指示で、頸部の前面から気道へ緊急に穿刺することになった。穿刺する部位として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、甲状軟骨の下縁と輪状軟骨の上縁の間にある輪状甲状膜です。この部位は頸部の前面で皮膚のすぐ下にあり、大きな血管や甲状腺から離れているため、緊急時に短時間で気道を確保できます。上気道が閉塞して換気ができないときの最後の手段として、穿刺や切開を行います。気管切開は第2から第4の気管軟骨の高さで行い、時間に余裕があるときの方法です。
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