ある市の水道局から、水道水の安全を保つ仕組みについて歯科医師会に説明があった。日…
ある市の水道局から、水道水の安全を保つ仕組みについて歯科医師会に説明があった。日本の水道水について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 個人の家庭の井戸水も、水道法の水質基準の検査を毎月受けている。個人の井戸水は水道法の対象外で、利用者が自ら管理します。
- ⑵ オゾンで消毒しているため、蛇口から出る水から塩素はほとんど検出されない。日本では塩素消毒が義務とされ、蛇口で塩素が残るようにしています。
- ⑶ 蛇口から出る水に、一定以上の濃度の塩素が残るように消毒することが求められている。給水栓で残留塩素を保つことで、配水の途中での汚染を防ぎます。
- ⑷ 消毒に使う塩素が水中の有機物と反応し、トリハロメタンなどが生じることがある。塩素消毒の副生成物としてトリハロメタンが生じます。
- ⑸ 齲蝕を防ぐため、全国の水道水にはフッ化物が一定の濃度で添加されている。日本では水道水へのフッ化物の添加は行われていません。
解説
正しいのは、蛇口の水に一定以上の塩素が残るよう消毒すること、塩素が有機物と反応してトリハロメタンなどが生じることがあることの2つです。日本の水道では、浄水場から家庭までの間で再び汚染されないよう、給水栓での残留塩素の確保が定められています。一方で、塩素と有機物の反応でできる副生成物にも基準が設けられています。日本では水道水へのフッ化物添加は行われていません。
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