12歳の男児。いびきが大きいことを保護者が気にしており、歯科の診察で口蓋扁桃が大…
12歳の男児。いびきが大きいことを保護者が気にしており、歯科の診察で口蓋扁桃が大きいことに気づいた。スキャモンの発育曲線で示されるリンパ系の組織の発育として正しいのはどれか。
- ⑴ 乳児期と思春期の2回大きく伸び、全体としてS字の曲線を描いて増えていく。2回の急な伸びとS字の曲線は、身長や体重の一般型の特徴です。
- ⑵ 思春期の前後に成人の大きさを大きく上回り、その後は縮小していく。リンパ型は12歳ころに成人の約2倍に達し、その後縮小します。
- ⑶ 6歳ころまでに成人の約9割に達し、その後はゆっくり成人の大きさになる。幼児期に早く成人に近づくのは、脳などの神経型の特徴です。
- ⑷ 思春期を過ぎてから急に大きくなり始め、20歳ころに成人の大きさになる。思春期以降に急に大きくなるのは、生殖器の生殖型の特徴です。
- ⑸ 出生直後に最も大きく、乳児期のうちに成人と同じ大きさまで縮小する。リンパ系の組織は学童期に大きくなり、出生直後は小さいです。
解説
正しいのは、思春期の前後に成人の大きさを大きく上回り、その後は縮小することです。スキャモンの発育曲線では、胸腺や扁桃などのリンパ型は12歳ころに成人の約2倍に達し、その後成人の大きさへ戻ります。神経型は幼児期に急速に発育し、一般型は乳児期と思春期の2回伸びるS字を描き、生殖型は思春期から急に発育します。この時期の扁桃の大きさは、発育の経過として理解します。
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