ソクマル歯科医師

8歳の男児。頸部の前面の正中に、直径2cmの丸くやわらかい腫れがある。舌を前へ突…

8歳の男児。頸部の前面の正中に、直径2cmの丸くやわらかい腫れがある。舌を前へ突き出すと、腫れが上方へ動く。甲状舌管嚢胞と診断された。この嚢胞ができる発生の背景として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、甲状腺の原基が舌の根元から頸部へ下降するときの通り道が閉じずに残ったためです。甲状腺は胎生期に舌根の舌盲孔の位置で発生し、甲状舌管を通って頸部の前面へ下降します。通常この管は消えますが、残ると嚢胞を形成します。舌骨と関係して舌の動きとともに上下するのが特徴です。頸部の側方にできる側頸嚢胞は、鰓溝や鰓嚢の遺残から生じます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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