ある地域では麻疹の予防接種を受ける人の割合が高く保たれており、予防接種をまだ受け…
ある地域では麻疹の予防接種を受ける人の割合が高く保たれており、予防接種をまだ受けられない月齢の乳児も麻疹にかかりにくい状態にある。この理由として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 予防接種を受けた人の体内で麻疹ウイルスが弱まり、弱毒化した株が地域に広がるため予防接種を受けた人がウイルスを弱めて広げる仕組みはありません。
- ⑵ 予防接種を受けた人から乳児へ、接触によってワクチンの抗体がうつっていくため抗体は接触でほかの人へうつるものではなく、乳児自身の免疫は得られません。
- ⑶ 麻疹ウイルスは乳児の体内では増えることができないため、もともと感染しないため乳児も麻疹に感染し、重症になりやすいため、周りの人の免疫で守ることが大切です。
- ⑷ 地域の気候が麻疹ウイルスの増殖に適さないため、予防接種とは別の理由で守られるため麻疹は気候にかかわらず流行し、予防接種の割合の高さが流行を防いでいます。
- ⑸ 免疫をもつ人が多いと感染が人から人へつながりにくく、免疫のない人も守られるため集団の多くが免疫をもつと流行が起こりにくくなり、接種を受けていない人も守られます。
解説
最も適切なのは、免疫をもつ人が多いと感染が人から人へつながりにくく、免疫のない人も守られるためです。これを集団免疫といいます。麻疹のように感染力の強い病気では、地域の多くの人が免疫をもっていることで、感染者が出ても次の人へ広がりにくくなります。予防接種を受けられない乳児や、病気のために接種できない人は、周りの人の免疫によって守られます。接種率を高く保つことが流行の予防になります。
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