地域の医療費の会議で、診療報酬の支払いの方式について説明を受けた。出来高払いと包…
地域の医療費の会議で、診療報酬の支払いの方式について説明を受けた。出来高払いと包括払いについて正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ どちらの方式でも、診療報酬の点数は各医療機関がそれぞれ自由に決めることができる。保険診療の診療報酬の点数は国が定めており、医療機関が自由に決めるものではありません。
- ⑵ 出来高払いでは、行った検査や処置などの診療行為ごとの点数を積み上げて費用を計算する。出来高払いは、個々の診療行為の点数を合計して医療費を算定する方式です。
- ⑶ 包括払いでは、医療費が一定の額にまとめられるため、過剰な診療を抑える働きがある。費用がまとめて決まると、検査や投薬を増やしても収入が増えないため、過剰な診療が抑えられます。
- ⑷ 出来高払いでは、診療を多く行っても医療機関の収入が変わらないため、医療費の総額を抑えやすい。出来高払いは診療行為を増やすほど収入が増え、医療費が増えやすい方式です。
- ⑸ 包括払いでは、検査や投薬を多く行うほど、医療機関の受け取る費用も増えていく。包括払いでは費用が定額で決まるため、検査を多く行っても受け取る費用は増えません。
解説
正しいのは、出来高払いが診療行為ごとの点数を積み上げて計算すること、包括払いが過剰な診療を抑える働きをもつことの2つです。出来高払いは必要な診療を行いやすい一方で、診療行為を増やすほど収入が増えるため医療費が増えやすくなります。包括払いは医療費を抑えやすい一方で、必要な診療まで控えられるおそれがあります。わが国の保険診療では、点数は国が定める診療報酬で決まります。
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