8歳の女児。上顎右側中切歯がなかなか生えてこないことを主訴に来院した。エックス線…
8歳の女児。上顎右側中切歯がなかなか生えてこないことを主訴に来院した。エックス線検査で上顎の正中部に逆生した過剰歯がみられた。歯の数の異常について正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 過剰歯は、下顎の大臼歯部に最も多くみられる。過剰歯は上顎の前歯部、特に正中部に最も多くみられます。
- ⑵ 乳歯の先天欠如は、永久歯の先天欠如より頻度が高い。乳歯の先天欠如は永久歯よりまれです。
- ⑶ 過剰歯は、上顎の前歯部の正中付近に最も多くみられる。上顎正中部の過剰歯(正中歯)が過剰歯の中で最も多くみられます。
- ⑷ 正中部の過剰歯は、正中離開や中切歯の萌出遅延の原因になる。過剰歯が萌出路を妨げたり歯を押し広げたりして、萌出の遅れや正中離開を起こします。
- ⑸ 第三大臼歯を除くと、先天欠如は下顎第二小臼歯や上顎側切歯に多い。永久歯の先天欠如は、歯列の各群の末端の歯に起こりやすい傾向があります。
解説
過剰歯が上顎正中部に最も多いこと、正中部の過剰歯が正中離開や萌出遅延の原因になること、先天欠如が下顎第二小臼歯や上顎側切歯に多いことの3つが正しいです。正中部の過剰歯は逆生して埋伏していることも多く、中切歯の萌出を妨げる場合は抜去を検討します。永久歯の先天欠如は第三大臼歯に最も多く、それ以外では下顎第二小臼歯や上顎側切歯に多くみられます。乳歯の先天欠如は比較的まれです。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。