骨で正しいのはどれか。
骨で正しいのはどれか。
- ⑴ 短骨には髄腔がある。髄腔があるのは長骨です。手根骨のような短骨には髄腔はありません。
- ⑵ 黄色骨髄は造血機能を持つ。造血機能をもつのは赤色骨髄です。黄色骨髄は脂肪に置き換わった骨髄です。
- ⑶ 海綿骨にはHavers 管がある。Havers管は緻密骨すなわち皮質骨にある構造で、海綿骨にはありません。
- ⑷ 骨芽細胞は骨吸収に関与する。骨芽細胞は骨をつくる細胞です。骨吸収を担うのは破骨細胞になります。
- ⑸ 皮質骨表面は骨膜で覆われている。関節面を除く皮質骨の表面は骨膜に覆われています。
解説
正解は⑸です。骨の表面のうち関節軟骨に覆われた部分を除いて、皮質骨の外側は骨膜という結合組織の膜で覆われています。骨膜には血管と神経が豊富に分布しており、骨折の痛みはここから生じます。また骨膜の内側には骨をつくる細胞があり、骨の太さの成長や骨折の治癒にも関わっています。骨膜は骨折後の仮骨形成にも関わるため、固定の際に損なわないよう扱います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成