精神障害を有する高校生への就学支援で適切なのはどれか。
精神障害を有する高校生への就学支援で適切なのはどれか。
- ⑴ 転校は極力避けるように説明する。環境を変えることで回復が進む場合もあり、転校を一律に避けるよう説明するのは適切ではありません。
- ⑵ 担当医、家族、担当教員と連携を図る。関係者が情報を共有し同じ方針で関わることが支援の基本になります。
- ⑶ 修業年限内に卒業することを最優先する。修業年限を最優先にすると無理が生じます。回復の状況に合わせて進め方を考えます。
- ⑷ 本人よりも親の希望により方針を決める。方針は本人の希望を中心に据えて決めるべきで、親の希望を優先するのは適切ではありません。
- ⑸ 休学中に試験的な登校を行ってはならないと伝える。試験的な登校は復学に向けた段階的な取り組みとして有用で、禁じるものではありません。
解説
正解は⑵です。高校生の就学支援では、治療を担う主治医、日々の生活を支える家族、学校での様子を把握している担当教員が情報を共有し、同じ方針で関わることが欠かせません。本人の同意を得たうえで連携の輪をつくり、授業の負担や出席の扱い、進路の見通しを一緒に検討していきましょう。学校生活のどこに負担がかかっているかを具体的に把握することが出発点になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成