統合失調症再発防止のために患者本人に対する同居家族の対応として最も有用なのはどれ…
統合失調症再発防止のために患者本人に対する同居家族の対応として最も有用なのはどれか。
- ⑴ 本人の外出に毎回同行する。外出に毎回同行するのは過度の巻き込まれにあたり、本人の自立を妨げます。
- ⑵ 本人の借金を無条件に返済する。借金を無条件に返済することは問題行動を助長し、本人の責任の自覚を妨げます。
- ⑶ 不適切な行動には本人の人格を批判する。人格を批判することは高い感情表出の典型で、再発の危険を高めます。
- ⑷ 口論がみられるようなら対面接触時間を減らす。接触時間を減らして距離をとることで、感情表出の影響を抑えられます。
- ⑸ 本人が処方薬の内服を忘れた場合、厳しく叱責する。叱責は批判的な関わりにあたり、服薬の継続にもつながりません。
解説
正解は⑷です。家族の批判的な言動や過度の巻き込まれといった感情表出が強いほど、統合失調症の再発率が高まることが知られています。口論になるような状況では、顔を合わせる時間を短くして距離をとることが、互いの感情の高まりを抑え再発を防ぐうえで有用です。家族が自分の時間をもてるよう支えることも支援の一部になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成