統合失調症の認知機能を評価するために用いるのはどれか。
統合失調症の認知機能を評価するために用いるのはどれか。
- ⑴ AIMS〈Abnormal Involuntary Movement Scale〉AIMSは抗精神病薬による不随意運動を評価する尺度で、認知機能は測りません。
- ⑵ BACS統合失調症の認知機能を6領域で簡便に測る検査です。
- ⑶ LASMILASMIは精神障害者の社会生活能力を評価する尺度で、認知機能そのものは測りません。
- ⑷ PANSSPANSSは陽性症状と陰性症状、総合精神病理を評価する尺度です。
- ⑸ SAPS〈Scale for the Assessment of Positive Symptoms〉SAPSは陽性症状の重症度を評価する尺度で、認知機能の評価には用いません。
解説
正解は⑵です。BACSは統合失調症認知機能簡易評価尺度のことで、言語性記憶、ワーキングメモリ、運動機能、言語流暢性、注意と情報処理速度、遂行機能という6つの領域を30分程度で測定できます。統合失調症では認知機能の低下が生活のしづらさや就労の難しさに直結するため、症状の評価とは別に把握しておく必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成