ASIA の評価対象はどれか。
ASIA の評価対象はどれか。
- ⑴ 意識レベル意識レベルは脊髄損傷の評価項目ではなく、Japan Coma Scaleなどで別に評価します。
- ⑵ 運動失調運動失調は小脳や深部感覚の障害を調べる項目で、ASIAには含まれません。
- ⑶ 眼球運動眼球運動は脳神経の評価項目で、脊髄の損傷高位の判定には用いません。
- ⑷ 肛門感覚仙髄節の機能が残っているかを判定する決め手として評価されます。
- ⑸ 深部腱反射深部腱反射はASIAの評価項目に含まれず、損傷高位の判定にも用いません。
解説
正解は⑷です。ASIAによる脊髄損傷の評価では、左右各10の筋のキーマッスルの筋力と、28の皮膚分節の触覚と痛覚を調べ、さらに肛門周囲の深部感覚と外肛門括約筋の随意収縮を確認します。最も尾側の仙髄節が残っているかどうかが完全麻痺と不全麻痺を分ける基準になるため、肛門の感覚の有無が決定的な意味をもちます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成