脳卒中の評価法とそれに含まれる項目の組合せで正しいのはどれか。
脳卒中の評価法とそれに含まれる項目の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ JSS ― ADLJSSは脳卒中の神経症状の重症度を表す尺度で、ADLの項目は含まれていません。
- ⑵ mRS ― バランス機能mRSは介助の必要度から生活の自立度を6段階で表すもので、バランス機能を個別には測りません。
- ⑶ FMA ― 歩行速度FMAは運動機能や感覚、バランス、関節可動域、疼痛を評価しますが、歩行速度は含みません。
- ⑷ SIAS ― 体幹機能腹筋力と垂直性からなる体幹機能の項目が含まれています。
- ⑸ NIHSS ― 関節可動域NIHSSは意識や眼球運動、麻痺、言語などの神経学的所見を評価し、関節可動域は含みません。
解説
正解は⑷です。SIASは脳卒中機能評価法のことで、麻痺側の運動機能や筋緊張、感覚、関節可動域、疼痛に加えて、腹筋力と垂直性からなる体幹機能、さらに健側機能や視空間認知、言語機能まで幅広く評価します。体幹機能が独立した項目として含まれている点が特徴で、座位の安定性を数値で示せるところに利点があります。評価法ごとに何を測るのかを対応づけて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成