作業療法実践時の標準的な感染症予防策として正しいのはどれか。
作業療法実践時の標準的な感染症予防策として正しいのはどれか。
- ⑴ 機器や道具の消毒は1日1回行う。機器や道具は使用するたびに消毒します。1日1回では不十分です。
- ⑵ 屋外での作業療法活動では感染予防は必要ない。屋外であっても手指衛生や接触の管理は必要で、感染予防を省くことはできません。
- ⑶ 活動中は作業療法室内の湿度を40 % 以下に保つ。湿度が低すぎると気道の粘膜が乾いて感染しやすくなるため、40〜60%に保ちます。
- ⑷ 手洗いは抗菌性の石鹸を使用し5秒程度洗浄する。手洗いは流水と石鹸で30秒以上かけて行います。5秒では汚れを落とせません。
- ⑸ 活動中に患者が出血した場合は手袋をして対処する。血液に触れるおそれがある場面では手袋を着けることが標準予防策の基本です。
解説
正解は⑸です。標準予防策では、血液や体液、分泌物、傷のある皮膚と粘膜はすべて感染の危険があるものとして扱います。患者が出血した場合は必ず手袋を着けて対処し、処置の後は手袋を外して手指衛生を行います。飛び散るおそれがあればマスクやエプロンも着けましょう。すべての患者に対して行う基本の対策です。標準予防策はすべての患者に対して行う基本の対策です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成