ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染で生じにくいのはどれか。
ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染で生じにくいのはどれか。
- ⑴ 末梢神経障害HIV感染ではウイルスや薬剤によって末梢神経障害が生じることがあります。
- ⑵ 無菌性髄膜炎感染の初期に無菌性髄膜炎を起こすことがあります。
- ⑶ Creutzfeldt-Jakob 病異常プリオン蛋白による疾患で、免疫の低下とは関係しません。
- ⑷ ニューモシスチス肺炎ニューモシスチス肺炎は免疫が低下したときに起こる代表的な日和見感染です。
- ⑸ 進行性多巣性白質脳症〈PML〉進行性多巣性白質脳症もJCウイルスによる日和見感染として生じます。
解説
正解は⑶です。Creutzfeldt-Jakob病は異常なプリオン蛋白が脳に蓄積して起こる病気で、免疫の状態とは関係なく発症します。HIV感染では免疫が低下するため、ニューモシスチス肺炎や進行性多巣性白質脳症といった日和見感染が問題になり、ウイルスそのものによる神経障害も生じます。免疫の低下によって起こる日和見感染かどうかで区別しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成