作業療法室に咳き込む入院患者が来室した際、その患者への適切な指導はどれか。
作業療法室に咳き込む入院患者が来室した際、その患者への適切な指導はどれか。
- ⑴ 手袋の着用を促す。手袋は飛沫の拡散を防げず、咳をしている本人に勧めるものではありません。
- ⑵ 咳をするときは手でしっかりと口を覆うよう促す。手で覆うと手が汚染され、触れた物を介して広がります。
- ⑶ 病室に戻ってからしっかりと手指衛生を行うよう促す。手指衛生は病室に戻ってからではなく、その場で速やかに行います。
- ⑷ 装着が可能であればサージカルマスクを着けるよう促す。飛沫の拡散を防ぐ、咳エチケットの基本となる対応です。
- ⑸ 呼吸器感染症があれば他の患者と45 cm 以上距離を空けるよう促す。飛沫は2メートル近く飛ぶため、45センチメートルでは不十分です。
解説
正解は⑷です。咳をしている方には、飛沫が広がるのを防ぐためサージカルマスクの着用を勧めます。これが咳エチケットの基本で、装着できない場合はティッシュや袖の内側で口と鼻を覆い、使ったティッシュはすぐに捨てて手指衛生を行います。手で口を覆うと手が汚染され、触れた物を介して広がってしまいます。感染対策は、自分を守ることと周囲へ広げないことの両方を考えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成