RPR カードテストについて正しいのはどれか。
RPR カードテストについて正しいのはどれか。
- ⑴ 地帯現象は起こらない。抗体が過剰な場合には地帯現象が起こり、偽陰性となることがあります。
- ⑵ 生物学的偽陽性は起こらない。膠原病や妊娠、感染症などで生物学的偽陽性が起こることが知られています。
- ⑶ 被検血清は不活化しなくてよい。補体が関与しない反応のため、被検血清を非動化する必要がありません。
- ⑷ 梅毒トレポネーマに特異的な抗体を検出する。検出するのはカルジオリピンに対する脂質抗体で、菌に特異的な抗体ではありません。
- ⑸ 1 分間に120 回転の速さで5 分間水平回転する。標準的な条件は毎分100回転前後で8分間の水平回転です。
解説
正解は⑶です。RPRカードテストはカルジオリピンを抗原とする脂質抗体の検査で、補体は関与しないため被検血清を非動化する必要がありません。梅毒トレポネーマそのものに対する抗体を見る検査ではなく、その点でTPHAやFTA-ABSとは性格が異なります。抗体が過剰にあると地帯現象で偽陰性となることがあり、膠原病や妊娠などでは生物学的偽陽性も起こります。判定は毎分100回転前後で8分間の水平回転が標準で、120回転5分という条件ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成