ソクマル臨床検査技師

腸管感染症患者の下痢便のGram 染色標本(別冊No. 12)を別に示す。矢印で…

腸管感染症患者の下痢便のGram 染色標本(別冊No. 12)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵です。示された標本では、細く湾曲したグラム陰性の桿菌が、らせん状やカモメが翼を広げたような形に見えています。Campylobacter jejuni の典型的な染色像です。下痢便の塗抹でこの形を見つけたら、微好気の環境で42℃という条件で培養を進めます。Aeromonas や Vibrio、Yersinia はいずれも直線的な桿菌で、この特徴的な曲がりは示しません。Helicobacter pylori も湾曲しますが、胃の粘膜に住む菌で、下痢便から検出される菌ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成

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