ソクマル臨床検査技師

61 歳の女性。有機農業従事者。腹痛で来院し、虫卵検査を行った。糞便の直接塗抹標…

61 歳の女性。有機農業従事者。腹痛で来院し、虫卵検査を行った。糞便の直接塗抹標本(別冊No. 2)を別に示す。考えられるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴です。示された虫卵は、厚い卵殻の外側に凹凸のある蛋白膜をかぶった楕円形で、大きさは60μm ほどあります。受精回虫卵の特徴にあてはまります。有機農業では人糞を用いた堆肥や土に触れる機会があり、いまでも回虫の感染が報告されています。鉤虫卵は薄い殻の中に割球が透けて見え、条虫卵は放射状の線条をもつ厚い殻で覆われます。鞭虫卵は両端に栓をもつ樽形、横川吸虫卵は小形で卵蓋をもちます。形と大きさを合わせて見分けましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成

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