鉄欠乏性貧血および慢性炎症に伴う貧血で共通するのはどれか。2つ選べ。
鉄欠乏性貧血および慢性炎症に伴う貧血で共通するのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 小球性貧血である。どちらも、小球性になります。
- ⑵ 血清鉄が低値である。どちらも、低値になります。
- ⑶ 鉄の利用障害を認める。慢性炎症だけの、特徴です。
- ⑷ 血清フェリチンが低値である。鉄欠乏性貧血だけの、特徴です。
- ⑸ 総鉄結合能〈TIBC〉が高値である。鉄欠乏性貧血だけの、特徴です。
解説
正解は⑴と⑵です。どちらもヘモグロビンの材料である鉄が赤芽球に届かないため、小球性低色素性の貧血となり、血清鉄も低値になります。違いは鉄の貯蔵で、鉄欠乏性貧血では貯蔵自体が枯れてフェリチンが低く総鉄結合能が高くなり、慢性炎症に伴う貧血では貯蔵はあるのに使えない利用障害が起こり、フェリチンはむしろ高くなります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-07.html)を加工して作成