子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 8)を別に示す。…
子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 8)を別に示す。考えられるのはどれか。
- ⑴ 腺癌粘液空胞が、みられます。
- ⑵ 扁平上皮癌角化を、伴う異型です。
- ⑶ 腟カンジダ症菌糸が、みられます。
- ⑷ ヘルペス感染症多核化が、みられます。
- ⑸ トリコモナス腟炎梨状の、原虫です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。示された標本には、核が大きく濃く不整で核細胞質比が高い異型細胞が、厚く明るい橙色に角化した細胞質をもって出現しています。この角化を伴う異型は扁平上皮癌の特徴です。腺癌は粘液空胞と核偏在、カンジダは菌糸、ヘルペスは多核化、トリコモナスは梨状の原虫として現れます。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-07.html)を加工して作成