骨髄穿刺液のMay-Giemsa 染色標本(別冊No. 10)を別に示す。診断に…
骨髄穿刺液のMay-Giemsa 染色標本(別冊No. 10)を別に示す。診断にあたり、ペルオキシダーゼ染色と合わせて必要となるのはどれか。
- ⑴ 鉄染色環状鉄芽球を調べる染色です。
- ⑵ PAS 染色リンパ芽球の判定に用いる染色です。
- ⑶ エステラーゼ染色顆粒球系と単球系を区別できます。
- ⑷ 酸ホスファターゼ染色ヘアリー細胞などの判定に用います。
- ⑸ アルカリホスファターゼ染色好中球の機能や病型の判定に用います。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。示された標本では芽球が増えており、ペルオキシダーゼ染色だけでは骨髄球系と単球系の区別がつきません。エステラーゼ二重染色を行えば、特異的エステラーゼが陽性なら顆粒球系、非特異的エステラーゼが陽性でフッ化ナトリウムによって抑えられれば単球系と判定でき、病型の決定に直結します。鉄染色は環状鉄芽球、PAS染色はリンパ芽球、ホスファターゼ染色は他の目的に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成