PCR 産物のアガロースゲル電気泳動で非特異的なバンドが見られた場合、対応法とし…
PCR 産物のアガロースゲル電気泳動で非特異的なバンドが見られた場合、対応法として試みるべきなのはどれか。
- ⑴ サイクル数を増やす。非特異的な増幅をかえって増やします。
- ⑵ Mg²⁺の濃度を上げる。結合がゆるくなり、非特異的増幅が増えます。
- ⑶ サンプルの量を増やす。非特異的な増幅をかえって増やします。
- ⑷ プライマーの量を増やす。非特異的な増幅をかえって増やします。
- ⑸ アニーリング温度を上げる。結合の厳しさが増し、非特異的増幅を抑えます。
解説
正解は⑸です。非特異的なバンドは、プライマーが目的以外の配列にも結合してしまうことで生じます。アニーリング温度を上げると結合の厳しさが増し、よく一致する配列にだけプライマーが付くようになるため、非特異的な増幅を抑えられます。サイクル数やサンプル量、プライマー量を増やすこと、マグネシウムイオン濃度を上げることは、いずれも非特異的な増幅をかえって増やします。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成