蛋白漏出性胃腸症の診断に有用な糞便検査はどれか。
蛋白漏出性胃腸症の診断に有用な糞便検査はどれか。
- ⑴ pH糖の吸収不良を調べる指標です。
- ⑵ ヘモグロビン消化管出血を調べる指標です。
- ⑶ カルプロテクチン腸の炎症を調べる指標です。
- ⑷ トランスフェリン消化管出血を調べる指標です。
- ⑸ α1-アンチトリプシン分解されずに糞便へ出るため漏出を測れます。
解説
正解は⑸です。α1-アンチトリプシンは血漿蛋白の一つで、消化管から漏れ出しても消化酵素で分解されずに糞便中へそのまま出てきます。そのため糞便中の濃度から蛋白の漏出を見積もることができ、蛋白漏出性胃腸症の診断に用いられます。pHは糖の吸収不良、ヘモグロビンとトランスフェリンは消化管出血、カルプロテクチンは腸の炎症の指標で、蛋白漏出そのものは評価できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成