腹水検査で滲出液を示唆する所見はどれか。
腹水検査で滲出液を示唆する所見はどれか。
- ⑴ LD 140 U/L漏出液の範囲にある値です。
- ⑵ 比 重 1.014漏出液の範囲にある値です。
- ⑶ 細胞数 15 個/μL漏出液の範囲にある値です。
- ⑷ 蛋白濃度 4.5 g/dL2.5 g/dL以上で滲出液を示します。
- ⑸ 細胞成分 中皮細胞主体漏出液でみられる所見です。
解説
正解は⑷です。滲出液は炎症や悪性腫瘍によって血管の透過性が高まって生じるため、蛋白濃度が高くなります。目安は蛋白濃度2.5 g/dL以上、比重1.018以上、LD 200 U/L以上、細胞数500個/μL以上で、好中球やリンパ球が主体となります。示された値のうちこれに当てはまるのは蛋白濃度4.5 g/dLだけで、他はいずれも漏出液の範囲にあり、中皮細胞主体という所見も漏出液を示します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成