健常者の脳脊髄液中の値が新生児で成人より高いのはどれか。
健常者の脳脊髄液中の値が新生児で成人より高いのはどれか。
- ⑴ 糖血漿濃度に応じ、成人と大きく変わりません。
- ⑵ IgG血液脳関門に阻まれ、ほとんど移行しません。
- ⑶ 蛋白血液脳関門が未熟なため高値になります。
- ⑷ 細胞数新生児では成人より多めに認められます。
- ⑸ クロール血漿濃度に応じ、成人と大きく変わりません。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では3・4のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑶と⑷で、どちらを選んでも正解になります。新生児では血液脳関門がまだ未熟なため、脳脊髄液の蛋白濃度は成人の基準範囲より高く、生後しばらくかけて下がっていきます。細胞数も新生児では成人より多めで、リンパ球や単球が十数個まで認められることがあります。糖とクロールは血漿濃度に応じて決まるため成人と大きく変わらず、IgGは関門に阻まれてほとんど移行しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成