肺の特殊染色標本(別冊No. 5)を別に示す。染色法はどれか。
肺の特殊染色標本(別冊No. 5)を別に示す。染色法はどれか。
- ⑴ Gram 染色細菌を染める方法です。
- ⑵ orcein 染色弾性線維を染める方法です。
- ⑶ Giemsa 染色血球や原虫を染める方法です。
- ⑷ Grocott 染色真菌の細胞壁を黒く染めます。
- ⑸ mucicarmine 染色上皮性粘液などを赤く染めます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された肺の標本では、淡い緑色の背景の中に、黒褐色に縁取られた円形や楕円形の構造が多数認められます。これはGrocott染色によって真菌の細胞壁が黒く染まった像です。ニューモシスチスやアスペルギルスの検出に用いられます。Gram染色は細菌、orcein染色は弾性線維、Giemsa染色は血球や原虫、mucicarmine染色は上皮性粘液やクリプトコッカスの莢膜を染めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成