子宮頸部擦過細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 8)を別に示…
子宮頸部擦過細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 8)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
- ⑴ カンジダ仮性菌糸と胞子として見えます。
- ⑵ クラミジア細胞質内の封入体として見えます。
- ⑶ トリコモナス洋梨形で核が偏在した原虫です。
- ⑷ クリプトコッカス厚い莢膜を持つ酵母として見えます。
- ⑸ サイトメガロウイルス大型の核内封入体として見えます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。示された標本では、扁平上皮細胞の間に洋梨形から類円形で、淡く灰緑色に染まる核の偏在した原虫が認められます。これはトリコモナスで、背景に好中球が多数みられるのも特徴です。カンジダは仮性菌糸と胞子、クリプトコッカスは厚い莢膜を持つ酵母として見え、ヘルペスウイルスなどのウイルスは細胞の核内封入体や多核化として現れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成