疾患と超音波所見の組合せで誤っているのはどれか。
疾患と超音波所見の組合せで誤っているのはどれか。
- ⑴ 肝硬変 ― モザイクパターン肝細胞癌の腫瘍内部の所見です。
- ⑵ 急性膵炎 ― 液体貯留膵周囲にみられる所見です。
- ⑶ 急性胆囊炎 ― 胆囊壁肥厚炎症による壁の肥厚です。
- ⑷ 腎囊胞 ― 内部無エコー液体が満たされた囊胞の所見です。
- ⑸ 大腸癌 ― pseudokidney sign〈偽腎徴候〉腫瘍が腸管を取り巻く所見です。
解説
正解は⑴です。モザイクパターンは、肝細胞癌の腫瘍内部が隔壁で仕切られて見える所見で、肝硬変そのものの所見ではありません。肝硬変では表面の凹凸、辺縁の鈍化、内部エコーの粗雑化がみられます。急性膵炎では膵周囲の液体貯留、急性胆囊炎では胆囊壁の肥厚、腎囊胞では内部無エコーと後方エコー増強、大腸癌では腫瘍が腸管を取り巻く偽腎徴候がみられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成