検査材料の取扱いで正しいのはどれか。
検査材料の取扱いで正しいのはどれか。
- ⑴ 血清補体価(CH50)測定用の血清は4℃で保存する。凍結保存が必要です。
- ⑵ 寒冷凝集反応用の血液は血清分離まで37 ℃に保つ。低温では抗体が赤血球に結合します。
- ⑶ 免疫電気泳動用の血清は56 ℃、30 分処理して使用する。非働化は行いません。
- ⑷ 直接クームス試験用の血液は検査直前まで4℃で保存する。室温で扱います。
- ⑸ ウイルス中和試験用の血清はアジ化ナトリウムを加えて保存する。アジ化ナトリウムは加えません。
解説
正解は⑵です。寒冷凝集素は低温で赤血球に結合してしまうため、採血から血清を分離するまで37 ℃に保たないと、血清中の抗体価が見かけ上低く出てしまいます。血清補体価用の血清は不安定なのでマイナス70 ℃以下で凍結保存し、免疫電気泳動では非働化すると蛋白が変性するため行いません。直接クームス試験の検体は室温で扱い、ウイルス中和試験の血清にアジ化ナトリウムは加えません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成