喀痰細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 8)を別に示す。組織…
喀痰細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 8)を別に示す。組織型はどれか。
- ⑴ 腺癌粘液空胞を持つ集塊がみられます。
- ⑵ 小細胞癌木目込み像を示す小型細胞が連なります。
- ⑶ 大細胞癌大型で分化の目印を欠く細胞です。
- ⑷ 扁平上皮癌角化した細胞質と濃染核が特徴です。
- ⑸ 悪性リンパ腫孤在性の異型リンパ球がみられます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された喀痰の標本では、細胞質がオレンジGによって濃い橙色に染まり、核が濃く不整に染まる異型細胞が認められます。角化を示すこの所見は扁平上皮癌に特徴的で、紡錘形やおたまじゃくし形の細胞もみられます。腺癌では粘液空胞を持つ集塊、小細胞癌では木目込み像、大細胞癌では大型で未分化な細胞、悪性リンパ腫では孤在性の異型リンパ球がみられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成