癌の遺伝子異常を確認するのに適切な免疫組織化学的マーカーはどれか。
癌の遺伝子異常を確認するのに適切な免疫組織化学的マーカーはどれか。
- ⑴ CD3T細胞の由来を示すマーカーです。
- ⑵ ALK融合遺伝子による過剰発現を示します。
- ⑶ CEA腺上皮の由来を示すマーカーです。
- ⑷ SMA平滑筋の由来を示すマーカーです。
- ⑸ desmin筋原性の由来を示すマーカーです。
解説
正解は⑵です。ALKは、肺腺癌などで染色体の転座によって融合遺伝子ができると過剰に発現するため、免疫組織化学で陽性になれば遺伝子異常があることを示します。ALK阻害薬の適応を決める指標になります。CD3はT細胞、CEAは腺上皮、SMAは平滑筋、desminは筋原性の細胞を示すマーカーで、細胞の由来を調べるために使われ、遺伝子異常は示しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成