胃癌について正しいのはどれか。
胃癌について正しいのはどれか。
- ⑴ 胃ポリープは高率に癌化する。過形成性が多く癌化率は低いです。
- ⑵ スキルス癌〈硬癌〉は予後が良い。予後不良な組織型です。
- ⑶ 早期癌にはBorrmann 分類を用いる。進行癌に用いる肉眼分類です。
- ⑷ 子宮体部への転移巣をKrukenberg 腫瘍という。卵巣への転移を指します。
- ⑸ 早期癌の定義ではリンパ節転移の有無を問わない。深さだけで定義されます。
解説
正解は⑸です。早期胃癌は、リンパ節転移の有無にかかわらず、癌の浸潤が粘膜下層までにとどまるものと定義されます。深さだけで決める点が重要です。胃ポリープの大半は過形成性で癌化率は低く、スキルス癌は予後不良、Borrmann分類は進行癌の肉眼分類、Krukenberg腫瘍は卵巣への転移を指すため、ほかの記述は誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成