骨髄穿刺液のWright-Giemsa 染色標本(別冊No. 12A)とペルオキ…
骨髄穿刺液のWright-Giemsa 染色標本(別冊No. 12A)とペルオキシダーゼ染色標本(別冊No. 12B)を別に示す。考えられるのはどれか。
- ⑴ 急性骨髄性白血病ペルオキシダーゼ陽性の芽球が増えます。
- ⑵ 急性リンパ性白血病ペルオキシダーゼは陰性です。
- ⑶ 成人T 細胞白血病核が花弁状の成熟細胞が増えます。
- ⑷ 慢性骨髄性白血病各成熟段階の顆粒球が連続して増えます。
- ⑸ 慢性リンパ性白血病小型で均一な成熟リンパ球が増えます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。示された標本では、大型で核小体の目立つ芽球が増殖しており、ペルオキシダーゼ染色では多くの芽球が陽性を示しています。ペルオキシダーゼ陽性の芽球が3パーセント以上あることは骨髄系であることを示すので、急性骨髄性白血病と判断できます。急性リンパ性白血病ではペルオキシダーゼ陰性、慢性骨髄性白血病では各成熟段階の顆粒球が連続して増えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成