抗セントロメア抗体が診断に有用な疾患はどれか。
抗セントロメア抗体が診断に有用な疾患はどれか。
- ⑴ 多発性筋炎抗Jo-1抗体などがみられます。
- ⑵ CREST 症候群限局型の強皮症で高率に陽性です。
- ⑶ Sjögren 症候群抗SS-A抗体などがみられます。
- ⑷ 自己免疫性肝炎抗平滑筋抗体などがみられます。
- ⑸ 全身性エリテマトーデス抗DNA抗体などがみられます。
解説
正解は⑵です。抗セントロメア抗体は、染色体の動原体部に対する抗体で、間接蛍光抗体法では分裂期の細胞に点状の染色パターンを示します。限局皮膚硬化型の全身性強皮症、とくに石灰沈着、Raynaud現象、食道蠕動不全、手指の硬化、毛細血管拡張を特徴とするCREST症候群で高率に陽性となります。多発性筋炎は抗Jo-1抗体、Sjögren症候群は抗SS-A抗体が特徴です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成