ビタミンB12 欠乏性貧血の骨髄塗抹標本で特徴的な所見はどれか。
ビタミンB12 欠乏性貧血の骨髄塗抹標本で特徴的な所見はどれか。
- ⑴ 裸核像の増加巨赤芽球性貧血の特徴ではありません。
- ⑵ 細胞質の空胞形成中毒性の変化でみられます。
- ⑶ 環状鉄芽球の出現鉄芽球性貧血でみられます。
- ⑷ 核と細胞質の成熟乖離核の成熟が細胞質に追いつきません。
- ⑸ 核と細胞質の面積比〈N/C 比〉上昇この疾患の特徴ではありません。
解説
正解は⑷です。ビタミンB12が欠乏するとDNAの合成が滞るため、核の成熟が細胞質の成熟に追いつかなくなります。これを核と細胞質の成熟乖離といい、骨髄には核が未熟で細胞質だけが成熟した巨赤芽球が多数現れます。好中球の過分葉や巨大な桿状核球も伴います。環状鉄芽球は鉄芽球性貧血、細胞質の空胞は中毒性の変化でみられる所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成