悪性貧血の原因となるのはどれか。
悪性貧血の原因となるのはどれか。
- ⑴ 胃癌病変からの出血鉄欠乏による小球性貧血の原因です。
- ⑵ 胃の全摘手術術後のビタミン欠乏で、悪性貧血とは呼びません。
- ⑶ エリスロポエチンの産生低下腎性貧血の原因です。
- ⑷ 鉄の利用障害慢性炎症に伴う貧血の原因です。
- ⑸ 内因子に対する自己抗体内因子が不足し、ビタミンB12が吸収されません。
解説
正解は⑸です。悪性貧血は、胃の壁細胞や内因子に対する自己抗体によって内因子が不足し、回腸末端でのビタミンB12の吸収が妨げられて起こる巨赤芽球性貧血です。胃の全摘手術でも内因子は失われますが、それは悪性貧血ではなく胃切除後の二次的な欠乏と呼びます。胃癌からの出血と鉄の利用障害は小球性貧血、エリスロポエチンの産生低下は腎性貧血の原因です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成