ホルマリンについて正しいのはどれか。
ホルマリンについて正しいのはどれか。
- ⑴ pH は中性である。ギ酸のため酸性を示します。
- ⑵ 酸化によりギ酸を生じる。酸化によりギ酸が生じます。
- ⑶ 組織固定には原液を使用する。10パーセントに薄めて用います。
- ⑷ 長期固定で蛋白質が溶出する。溶出することはありません。
- ⑸ ホルマリン色素除去はメタノールに浸漬する。アルコール性水酸化カリウムなどを用います。
解説
正解は⑵です。ホルマリンは空気中の酸素によって酸化されるとギ酸を生じ、固定液が酸性に傾いてホルマリン色素が沈着する原因になります。そのため緩衝液で中性に調整して使います。原液は酸性で、組織の固定には10倍に薄めた10パーセントホルマリンを用い、長期の固定で蛋白質が溶出することはなく、ホルマリン色素の除去にはアルコール性の水酸化カリウムなどを使います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成