子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊 No. 10)を別に示…
子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊 No. 10)を別に示す。関係の深い微生物はどれか。
- ⑴ カンジダ仮性菌糸と胞子として見えます。
- ⑵ クラミジア細胞質内の封入体として見えます。
- ⑶ トリコモナス洋梨形の原虫として見えます。
- ⑷ ヘルペスウイルス多核化とすりガラス状の核が特徴です。
- ⑸ ヒトパピローマウイルス感染によってコイロサイトが生じます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示された標本では、核の周囲に明るい空洞ができ、核が濃く不整に見えるコイロサイトが認められます。これはヒトパピローマウイルスの感染によって生じる細胞で、子宮頸部の異形成や上皮内病変の指標となり、子宮頸癌の発生と深く結びついています。カンジダは仮性菌糸、トリコモナスは洋梨形の原虫、ヘルペスウイルスは多核化とすりガラス状の核として現れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成