ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用はどれか。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用はどれか。
- ⑴ 下痢消化器症状として現れることがあり、添付文書にも記載されています。
- ⑵ 運動失調中枢抑制作用によってふらつきや運動失調が生じ、転倒の原因になります。
- ⑶ アカシジアアカシジアは抗精神病薬による錐体外路症状で、この薬の副作用ではありません。
- ⑷ 逆行性健忘この薬で起こるのは服薬後の出来事を覚えていない前向性健忘で、逆行性健忘ではありません。
- ⑸ Parkinson 症候群Parkinson症候群は抗精神病薬による錐体外路症状で、この薬の副作用ではありません。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では1・2のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑴と⑵で、どちらを選んでも正解になります。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は中枢神経の働きを抑えるため、ふらつきや運動失調が起こり、高齢者では転倒の原因になります。また消化器症状として悪心や下痢が現れることもあります。翌朝への持ち越しや前向性健忘、依存にも注意が必要です。高齢者では少量から始め、ふらつきの有無を確かめながら用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成