発症後1か月の脳卒中片麻痺患者。2 か月後に予定されている退院時の歩行能力の目標…
発症後1か月の脳卒中片麻痺患者。2 か月後に予定されている退院時の歩行能力の目標を設定するための情報として、優先度が最も低いと考えられるのはどれか。
- ⑴ 画像所見損傷の広がりがわかるので、見通しを立てる手がかりになります。
- ⑵ 糖尿病の合併全身の管理には大切ですが、歩行の見通しを決める材料にはなりにくい情報です。
- ⑶ 発症前のADL発症前にどれだけ動けていたかは、目標の上限を決める情報です。
- ⑷ 歩行能力の回復経過これまでの回復の速さは、今後の見通しに直結します。
- ⑸ Brunnstrom 法ステージの回復経過麻痺の段階の変化は、回復の勢いを表す情報です。
解説
正解は⑵です。退院時の歩行能力を見通すうえで直接の手がかりになるのは、これまでの回復の経過、麻痺の段階の変化、発症前にどれだけ動けていたか、画像からわかる損傷の広がりです。糖尿病の合併は全身の管理では大切ですが、2か月後の歩行能力そのものを見通す材料としては優先度が下がります。目標を決めるときは、歩行に直接つながる情報から見ていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成