46 歳の女性。BMI は29.0 である。両側の変形性股関節症で、股関節周囲の…
46 歳の女性。BMI は29.0 である。両側の変形性股関節症で、股関節周囲の筋力低下と荷重時の股関節痛がある。理学療法で適切でないのはどれか。
- ⑴ 杖を用いた歩行練習杖を使うと荷重が減り、痛みを抑えながら歩けます。
- ⑵ 水中歩行による有酸素運動水中では浮力で荷重が減り、負担を抑えて運動できます。
- ⑶ 背臥位での下肢筋のストレッチ背臥位でのストレッチは、荷重をかけずに行えます。
- ⑷ 階段昇降による筋力増強トレーニング股関節に大きな力がかかるため、この患者には適していません。
- ⑸ 自転車エルゴメーターでの筋持久性トレーニング自転車エルゴメーターは、荷重を抑えて持久性を高められます。
解説
正解は⑷です。この患者は体重が重く、荷重したときに股関節が痛みます。階段の昇り降りでは股関節に体重の何倍もの力がかかるため、筋力をつける方法としては適していません。杖を使って荷重を減らす歩行練習、水中歩行、背臥位でのストレッチ、自転車エルゴメーターは、いずれも負担を抑えながら行えます。荷重のかかり方を考えると、運動の選び方が見えてきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成