下腿義足の静的アライメントにおいて、つま先の浮き上がりが観察され、膝折れを起こし…
下腿義足の静的アライメントにおいて、つま先の浮き上がりが観察され、膝折れを起こしそうな不安定感の訴えがあった。ソケットへの対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 外側へ移動させる。外側への移動は、左右方向の問題に対する調整です。
- ⑵ 後方へ移動させる。後方への移動は、かえって不安定さを強めます。
- ⑶ 内側へ移動させる。内側への移動も、前後の不安定さの解決にはなりません。
- ⑷ 初期屈曲角度を減らす。角度を減らすことで足底が接地し、安定が得られます。
- ⑸ 初期内転角度を減らす。初期内転角は、左右方向の体重の偏りに関わる調整です。
解説
正解は⑷です。下腿義足では、ソケットを前へ傾ける初期屈曲角をつけますが、この角度が大きすぎると、つま先が浮いて体重が後ろへ寄り、膝が折れそうな不安定さが生じます。角度を減らすことで足底全体が接地し、安定が得られます。アライメントの不良は、体重がどちらへ寄るかで考えましょう。どちらへ体重が寄るかを考えると、原因をたどれます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成