20 歳の男性。肩関節の疼痛を訴えている。図に示した状態から手背を腰部から離すよ…
20 歳の男性。肩関節の疼痛を訴えている。図に示した状態から手背を腰部から離すように指示したところ、離すことができなかった。筋力低下が疑われるのはどれか。
- ⑴ 棘下筋棘下筋は肩関節を外旋させる筋です。
- ⑵ 棘上筋棘上筋は肩関節の外転の始まりに働きます。
- ⑶ 肩甲下筋肩関節の内旋に働く筋で、この動作ができなければ低下が疑われます。
- ⑷ 小円筋小円筋も肩関節を外旋させる筋です。
- ⑸ 上腕二頭筋上腕二頭筋は肘の屈曲と前腕の回外に働きます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。手背を腰に当てた位置から後ろへ離す動作は、肩関節の内旋によるものです。この動きができなければ、内旋に働く肩甲下筋の筋力低下が疑われます。これをlift-offテストと呼び、回旋筋腱板のうち前面にある肩甲下筋だけを取り出して調べられる検査になります。腱板は、筋ごとに調べる検査を覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成