実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性となったとき、…
次の文により16、17 の問いに答えよ。20 歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。
実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。
- ⑴ 外側側副靱帯外側側副靱帯は内反の力を加える内反ストレステストで調べます。
- ⑵ 後十字靱帯脛骨を後ろへ押す力に対する不安定さを調べる検査です。
- ⑶ 前十字靱帯前十字靱帯は脛骨を前へ引く検査で調べます。
- ⑷ 腸脛靱帯腸脛靱帯の障害はObertテストなどで調べます。
- ⑸ 内側側副靱帯内側側副靱帯は外反の力を加える外反ストレステストで調べます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。膝を90度に曲げた座位で、脛骨を後ろへ押す力を加える後方引き出しテストです。脛骨が後ろへずれれば後十字靱帯の損傷を示します。前十字靱帯の損傷では、反対に脛骨を前へ引く前方引き出しテストやLachmanテストが陽性になります。力を加える向きから、どの靱帯を調べているかを読み取りましょう。検査の向きと靱帯の働きを、対応させて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成