14 歳の女子。第5胸椎を頂椎とする側弯症。Cobb 角は18 度である。体幹前…
14 歳の女子。第5胸椎を頂椎とする側弯症。Cobb 角は18 度である。体幹前屈時の様子を図に示す。正しいのはどれか。
- ⑴ 右凸の側弯である。前屈時に右側の肋骨が盛り上がっており、右凸と分かります。
- ⑵ 手術療法の適応である。手術の適応はおおむね45度以上とされています。
- ⑶ 側弯体操で矯正可能である。体操だけで側弯を矯正することはできません。
- ⑷ Boston 型装具の適応である。装具の適応はおおむね25度以上で、18度では経過観察です。
- ⑸ 第5胸椎の棘突起は凸側へ回旋している。椎体が凸側へ回旋するため、棘突起は凹側を向きます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。体幹を前に曲げると、側弯の凸側で肋骨が盛り上がるリブハンプが現れます。図では右側が高くなっており、右凸の側弯と分かります。Cobb角18度は装具や手術の適応には至らず、経過を観察する段階です。椎体は凸側へ回旋し、棘突起は反対の凹側へ向きます。角度に応じて、経過観察、装具、手術と対応が変わります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成